大勢でワイワイ行くとき
彼女と一緒に食事をするのもいいですが、そんな時はちょっと気取って食べていたりするものです。
その点、男同士であれば遠慮なくワイワイ騒ぎ、飲んで食べて、満喫することができます。
大勢でワイワイ行くときは居酒屋が最適ですが、男性客が求めるのはおいしいお酒が飲めることと、美味しい料理が食べられることです。
それなら女性客も同じですが、違う点は量にあります。
特に体育会系男子の集まりや、たくさん食べる若い世代が集まる場合には、ボリュームがあることが非常に重要な選択ポイントになってきます。
同じ値段ならお酒の量は多い方がいいですし、大勢で食べてもしっかり全員にいきわたる量がいいに決まっています。
女性と一緒の場合、どうしても女性にあわせて男性も少なめに食べてしまいますので、その反動で男同士の時ぐらいは、がっつり食べたいという気持ちになりがちです。
安くておいしく、量もたっぷりの居酒屋なら
とにかく安くてたくさん食べられ、さらにおいしいとなれば、男性客のほとんどは、少しくらい店内が騒がしくても、トイレが最新式のおしゃれな仕様でなくても気にしないでしょう。
それよりは店員さんが忙しく走り回り、注文したいときにすぐに来てくれて、さほど待つことなく料理が出てくることに重きを置きます。
料理の見た目にもそれほどこだわりませんから、女性のようにインスタ映えを意識したきれいな盛り付けでなくても、一向にかまいません。
とにかく美味しく、そしてたっぷり食べられてしかも安いという三拍子が揃ったら、そこは行きつけの居酒屋になる可能性が高いでしょう。
お金にあまり余裕のない学生も、お金はそこそこ持っているという会社員でも、気軽に飲んで食べることができる居酒屋は、肩ひじ張らずに利用できるという点でも魅力なのです。
男性客をターゲットにする
家飲みが流行っているとはいえ、外で飲むことも男の甲斐性のうちという考えは根強く残っています。
ただし、あまり高価な店では飲めないので、居酒屋という選択になるわけですが、それでも美味しく飲んで食べて満足できるなら、それがまた明日への仕事の活力になります。
時には仕事でへまをすることがあっても、家族のため、あるいは自分に負けないために、男は仕事に打ち込まなければなりません。
とはいえ、つらい時の気分転換に居酒屋を訪れる男性客は決して少なくないことから、男性客をターゲットに絞って美味しいお酒と料理で満足させることが、リピーターを作ることにつながります。
男性は行き慣れた店に行く傾向が強いので、男性目線の店にすることでリピーターを作れる確率が高まります。