誰が居酒屋を経営していくか

大手チェーン店だけじゃない

居酒屋というと大手チェーン店で有名なところの名前が思い浮かびますが、そういった規模の大きな店だけが居酒屋ではありません。
昔ながらの言い方をすれば、赤提灯や一杯飲み屋といった感じのこじんまりとした店も、居酒屋に分類されます。
こうしたお店なら、それほど広くないテナントでも店を経営していけます。
可能であれば、自分の家の一部分を店に改装するという手もあるでしょう。
居酒屋と言えば、大手チェーン店が経営する外食店というイメージがすっかり定着してしまっていますが、かつては小規模な店こそが居酒屋だったのです。
そんな居酒屋をどんな人が経営していくのかで、成功するか失敗するかの命運が分かれると考えられます。

一人は少ないけれど何人もはいらない

居酒屋を経営するとなれば、料理を作って提供し、お酒を出して飲んでもらうことになります。
一人でお客さんからの注文を聞き、料理を作って運ぶなら、2~3人ほどのお客さんしか受け入れられない、ごくごく小さな店でないと無理でしょう。
それこそ、屋台のような小屋で経営するくらいでないと、一人での商売は不可能と言っても過言ではありません。
そのため、最低でも料理を作る人と、できた料理を運ぶ人の2人は必要です。
できた料理を運ぶ人は、お客さんからの注文を受け、会計をする仕事もこなせないといけません。
その一方で料理を作る人は、入ってくる注文を手際よく作り上げて、美味しいうちに提供しなければなりません。
一人ではできないものの、かといって何人も人を雇っていたのでは、人件費で儲けがなくなってしまいます。
そのため、多くても3人がベストといったところでしょう。

家族で力を合わせてやるのが望ましい

家族で居酒屋を経営することのメリットには、せっかく仕入れたのに残ってしまったという食材は、家族が食べる分として消費できることです。
売り上げは上がらないものの、生活していく中で発生するはずの食費がかからないことで、何とか経営していくことができます。
家族でやっていれば、収入が少ない月は給料はなしということになっても、なんとかがんばって人気のある店にしようとそれぞれが頑張るでしょう。
必然的に家族の絆も強くなり、あきらめずにそれぞれができることをやることによって、徐々にお客さんが付いてくるようになるのではないでしょうか。
料理もお酒も美味しく味わえて、駅前などの繁華街にある居酒屋よりも安いということになれば、お客さんが増えてくるのは確実です。
そのときこそ、家族経営という強みがもっともよく発揮されます。

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